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コルティジャーナ、2007年のテーマは「襲ね色目」。
平安時代の貴族の姫君たちが十二単などの袖口に見せた世にも妙なる美しい色彩を、現代イタリアのセンスでアクセサリーに仕立て直しました。
「蘇芳の匂」の襲ねは、ピンクがかった紫色、「蘇芳」をグラデーションで使用した、粋で晴れがましいお祝いの襲ね。
紫色が高貴な色であることは皆様ご存知の通りかと思いますが、蘇芳という紫がかった艶麗な色は奈良時代の序列では紅の上(!)、紫のすぐ下の、非常に高貴な色とされています。
「匂」という襲ね色目の名前は、同じ色のグラデーションを幾層にも重ねた色目で、染色の技術が全て職人の腕にかかっていた時代、色の濃淡を染め分けることの困難から考えても手間のかかる、それだけに身にまとうだけで自慢できる色目だったことは間違いありません。
コルティジャーナの蘇芳の匂いは、濃蘇芳か薄蘇芳までを異なった素材で表現しました。
派手な色目ではないのに上品、しかもどこか粋。
日本女性の美しさを存分に表現する、秋の美女必須アイテムです★
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「蘇芳の匂」、ネックレスは変わり三連タイプ。
全体としてのボリュームは控えめ、色目も派手ではないのでデイリーにお使いいただけます。
「蘇芳」をテーマに選りすぐったパーツが、「赤紫」という言葉の域を超えて奏でる上品で知的なグラデーションに注目です。
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ちょっとザラ感のある濃蘇芳のボール状パーツ、エナメルのような輝きの長方形パーツ。写真右中央の黒っぽいパーツは、金属のように光りながら、かすかな赤のニュアンスを反射します。
大きなパーツの間をつなぐ小さいビーズと小粒な朱赤のパーツがさりげない色っぽさを演出しているのも見逃せません。
粋な渋みと艶やかな色気、これこそ大人の女のセンス! |
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鎖骨のあたりを三連の帯が覆うような、色っぽくも上品なボリューム感。
お洋服に新鮮なニュアンスを加えてくれます。
素肌にはもちろんですが、トップスの上からの重ね使いにも重宝。
肌寒くなってきた秋の装いに、粋な大人の色気をプラスして下さいね。 |